鹿児島県阿久根市の農園運営・農産物加工「有限会社内田木洩日農場」に破産開始決定

官報(平成28年8月12日 号外第178号)によると、鹿児島県阿久根市多田の「有限会社内田木洩日農場」(代表取締役:野村公)は8月1日、鹿児島地方裁判所川内支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第57号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年10月21日午前10時30分、破産債権の届出期間は8月29日までとなっている。また、破産管財人には田中佐和子弁護士(田中法律事務所、鹿児島県鹿児島市大明丘3-22-13、電話:099-210-7758)が選任されている。

同社は明治36年に創業した老舗の惣菜屋「平塚屋」を経営する株式会社ケイオーホテル企画(本社:鹿児島市東千石町)の関連会社として設立された農園運営および農産物の生産加工を事業とする会社。東京ドーム約3個ほどの敷地面積を持つ農地において玉ねぎやサトウキビ、デコポンなどのかんきつ類を有機栽培し、グループ各社に製品原材料として供給していたほか、「野菜とれたて便」と称して自社生産した青果類と地物野菜を組み合わせたパッケージを全国に宅配販売していた。また、最近では薩摩地鶏の飼育・加工なども行っていた模様。


コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.