日本電熱、生豆の焙煎からドリップまでを全自動で行うコーヒーマシン「カフェロイド」を11月に発売へ

日本電熱株式会社(長野県安曇野市)は19日、生豆の焙煎からミル、ドリップまでを一台で行える全自動コーヒーマシン「CAFEROID(カフェロイド)」を11月上旬にWEB限定で発売すると発表した。同社による生活家電の発売は、海外勢との競争による採算悪化で撤退を余儀なくされた2005年以来。現在、製品サイトにおいて予約を受け付けており、販売価格は388,800円(税込価格)となっている。

豆の量や焙煎具合もタッチパネルで簡単操作
「CAFEROID(カフェロイド)」はタッチパネルによる簡単な操作で、生豆の焙煎温度・時間や給湯温度を設定でき、オリジナルレシピの登録も可能な焙煎機付き全自動コーヒーマシン。粉砕工程には川崎合成樹脂(新潟県三条市)製の高品質な臼刃式のセラミックミルを採用し、独自開発の回転ドリッパーと2つの給湯ノズルによりバリスタのハンドドリップ技術を完全自動化しているという。また、ドリッパーにはプロが愛用するコーノ式フィルターを標準採用しているほか、独自の制御センサーを搭載することにより、ドリップ後半に出るエグ味や渋み成分がサーバーに落ちることを防ぐという。

デザイン面においては全工程を可視化することで、焙煎時に変化する生豆の色、粉砕される焙煎豆、ドリップ時に膨らむコーヒー粉やサーバーへ滴る様子などを楽しむことができるとしている。

■製品仕様
型番:R-CR01
外形寸法:W400xH610xD240
本体重量:約18kg
電圧/周波数:100V
消費電力(W):1000W
ミル方式:国産セラミック臼刃(川崎合成樹脂製)
フィルター方式:コーノ式フィルター標準採用
保温機能:なし
抽出量:3~4杯 / 1回(120cc / 杯)
製造:日本製
対応言語:日本語・英語


■関連リンク
焙煎機付き全自動コーヒーマシン「CAFEROID(カフェロイド)」公式サイト
http://www.caferoid.jp/

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