札幌市中央区の日本版DMO事業「一般社団法人 札幌・北海道コンテンツ戦略機構」が解散 コムブレインズが事業承継

官報(平成29年7月31日 号外第166号)によると、札幌市中央区南二条東の「一般社団法人 札幌・北海道コンテンツ戦略機構」(清算人:井上俊彦)は平成29年6月30日に開催した定時社員総会の決議により解散していたことがわかった。

同法人は2010年4月にさっぽろフィルムコミッションの事業を承継する形で設立された北海道地域における日本版DMO事業を展開する一般社団法人。DMOとは「Destination Marketing Organization」もしくは「Destination Management Organization」の略称(同法人では後者の略称としている)とされ、共通のコンセプトの元、複数地域の連携により運営される新しい観光プラットフォームを指している。

同法人のいうDMOはインバウンド需要の取り込みのためのマーケティングや行政機関を含む各種団体との利害調整や商品開発、資金調達などを行い、サービスチェーンを確立させることをいい、同法人ではフィリピンやシンガポールといった東南アジア地域において北海道の食や文化、映像ロケ地としての売り込みのほか、映像・写真関連のワークショップの企画・催行などを行っていた。今回の法人解散は、同法人の業務を新設した株式会社コムブレインズ(東京都新宿区、代表取締役:松下裕)に承継させたことに伴うものだとしている。


■関連リンク
株式会社コムブレインズ
https://www.combrains.co.jp/

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