電通、位置情報マーケティング大手の米・GroundTruthと資本業務提携

電通【4324】は3月14日、“人”基点でマーケティング手法を結集・高度化する当社の統合フレームワーク「People Driven Marketing」の強化を目的に、位置情報マーケティング分野で世界をリードしている米・GroundTruth, inc.(本社:ニューヨーク)と資本業務提携し、電通グループが有する統合プラットフォーム「People Driven DMP」とのデータ連携を開始すると発表した。

GroundTruth, inc.(旧商号:xAd, Inc.)は世界で最も優れた位置情報マーケティングプラットフォームを有する会社のひとつで、取得した位置情報の正確性を瞬時にスコアリングするアドベリフィケーションの特許技術を保有するほか、来店・来場の判定に使う境界線を、施設の輪郭に沿って正確に設定することが可能なBlueprints™と呼称される独自技術も保有している。これらの技術を用いた位置情報マーケティングは米市場調査会社InfoScoutの調査において業界トップとの評価を得ているという。

GroundTruth社は既に日本国内の主要な駅・路線・スーパーマーケット。自動車販売ディーラー・CVSチェーン・ドラッグストアなど67万か所以上に及ぶBlueprintsを保持していることから、同社のプラットフォームを活用することにより、「ヘルスケア商品の広告を、スポーツジムに来訪履歴のあるセグメントで、かつドラッグストアの近くで見られているアプリの広告面に表示する」といった施策が全国規模で可能になるとしている。

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