大阪市西区の機能性食品メーカー「BIO-ROOT株式会社」に破産開始決定

官報（第1009号）によると、大阪市西区江戸堀の「BIO-ROOT株式会社」（代表取締役：前川長亮）は6月20日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第2283号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月5日午後1時50分、破産管財人には西口健太弁護士（梅田総合法律事務所、大阪府大阪市北区堂島浜1-1-27 大阪堂島浜タワー4階、電話：06-6348-5566 ）が選任されている。

同社は2007年頃に設立された機能性食品メーカー。日立造船（現：カナデビア【7004】）で杜仲茶を扱うバイオ事業部の責任者を務めた経歴を持つ代表により設立された会社で、設立当初は洗浄装置としての微細気泡（マイクロバブル）発生装置の販売を主体に事業を展開していた。その後、2009年に玄米採食飲料「茶粥青汁」や卵ダイエットに有用なギャバ卵の販売を開始。以降は機能性食品の販売に事業の主軸を移していた。