東京都渋谷区の飲食店経営「合同会社ハルカフーズ」に破産開始決定

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信用調査大手の帝国データバンク及び官報(第1015号)によると、東京都渋谷区代々木の「合同会社ハルカフーズ」(代表社員:小野 康治)と関連の「特定非営利活動法人WHEAT」(同所、同代表理事)は6月28日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第3618号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月21日午後2時30分、破産債権の届出期間は7月26日迄となっている。また、破産管財人には藤井康弘弁護士(藤井法律事務所、東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階、電話:03-5789-5838)が選任されている。負債額は事業停止時点で合同会社ハルカフーズが債権者約70名に対し約5000万円、特定非営利活動法人WHEATが債権者約13名に対し約3500万円。

同社は1988年に個人創業し、2014年10月に法人改組した飲食店経営会社。羊料理専門店「Bistro ひつじや」などの屋号で、羊料理やエスニック料理を提供し、都内を中心に約5店舗を経営していた。しかし近年は新型コロナウイルスの感染拡大により営業自粛や時短営業を余儀なくされたことから集客減により業績が悪化。関係法人への事業譲渡を計画するなど建て直しを図るも円安や原材料費の高騰から採算が急速に悪化したため事業継続を断念し、2月1日に事業を停止していた。


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