東京都新宿区の医療廃棄物処理・処理装置販売「テルフィーズ株式会社」に破産開始決定


官報(第1027号)によると、東京都新宿区揚場町の「テルフィーズ株式会社」(代表取締役:竹谷 誠浩)は7月14日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第2882号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月30日午前11時、破産債権の届出期間は8月18日迄となっている。また、破産管財人には小野寺朝可弁護士が選任されている。

同社は2009年10月に株式会社テルフィックスとして設立された廃棄物処理業者。設立当初はダイレクトセールス事業を展開していたが、2012年に当時の親会社であったベストクリエイトサービスと合併して現商号に商号変更し、ベスト社の事業を承継する形で事業の主軸を従来の携帯電話向けに制作されたウェブサイトのスマートフォンへの最適化やスマートフォンアプリの開発、インターネット広告関連事業などIT関連事業に移していた。

その後、ゲーム開発子会社をセガゲームスに譲渡した2016年以降は企業買収などの施策を通じてフランチャイズ企業向けの実務型マネジメントやコンサルティング、酒類買取、飲食店経営など事業を多角化させたほか、近年はゼロエミッション事業として医療廃棄物処理及び処理装置の販売や除菌液のサブスクリプションサービスなどを手掛けていた。


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