神奈川県綾瀬市の工業製品設計・試作「株式会社モデラート工房」に破産開始決定


官報(第1030号)によると、神奈川県綾瀬市の「株式会社モデラート工房」(代表取締役:佐川 博文)は7月20日、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第1511号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月31日午後1時30分、破産債権の届出期間は8月25日迄となっている。また、破産管財人には松原範之弁護士が選任されている。

同社は1987年に創業し、1990年に法人改組した工業製品の設計・試作型の設計・製作を事業とする会社。3次元CAD/CAMと5軸制御のマシニングセンターを保有し、デザインモデルの設計から複雑かつ難易度の高い加工を得意とする試作製作会社で、アルミ・鉄・ステンレス・チタンなどの金属やFRP、ゴム、スポンジ、プラスチック樹脂など硬軟さまざまな素材に対応していた。総合電機メーカーや自動車メーカーとの取引実績も有していた。


コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.