大阪市中央区のMVNO事業者「株式会社アールストリーム」に破産開始決定 Foxconn製スマホを発売も2012年に事業停止

官報(6732号)によると、大阪市中央区本町の「株式会社アールストリーム」(代表取締役:小島徹也)は3月1日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第463号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月19日午後2時30分、破産管財人には胡健介弁護士(藤井長弘法律事務所、大阪府大阪市北区西天満3-4-15、電話:06-6367-6030)が選任されている。

同社は2001年4月に「バイ・エア株式会社」として設立されたMVNO事業者。設立当初は米・QUALCOMM(クアルコム)社により開発された携帯電話用プラットフォーム用のアプリケーション実行環境「BREW(ブリュー)」を用いたEZアプリの開発、およびJavaを用いたアプリ開発を事業としていたが、2006年3月に「株式会社ベルソフトウェアカンパニー」と合併し現商号に変更後は業務支援システム・ソフトウェアの開発・運用などビジネス・ソリューション事業に参入。2011年1月にはNTTドコモのFOMA回線を利用した音声通話に対応するMVNO事業「R-sky」の展開を開始し、同事業用に開発されたIP電話アプリケーション「R-phone」を搭載したSIMフリースマートフォン「RstreamA1」(製造メーカー:Foxconn)の販売を行っていたが、2012年10月に事業を停止していた。なお、同社のIP電話サービスを利用した場合の発信電話番号は「050」番台となっていた模様。


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