ファンケル、関連会社2社を吸収し、組織のスリム化を実施 通販チャネルはネット中心に移行

官報(6942号)によると、横浜市中区山下町の「株式会社ファンケル」(代表取締役:宮島和美)は関連会社で化粧品・肌着類販売の「株式会社ファンケル化粧品」(同所、代表取締役:山岡万佑子)と健康食品販売の「株式会社ファンケルヘルスサイエンス」(同所、代表取締役:青砥弘道)を吸収合併すると発表した。効力発生日は平成29年4月1日で、この合併に関わる各社の株主総会の承認決議については会社法の規定により省略されている。

この合併は、ファンケルが2年前に策定した中期経営計画に基づき、戦略的な広告投資による売上拡大を進める中、業況が変化していることから、柔軟な戦略実行が可能な組織体制を構築することを目的としている。また、この合併に関連し、事業会社ごとに分かれていた事業戦略の立案、商品企画・開発、広告宣伝の機能を「マーケティング本部」に一本化するほか、カタログ通販・ネット通販に分かれていた通販チャネルを「通販営業本部」に統合し、ネットを中心とした通販チャネルの構築に移行するなどの組織変更を行うという。

コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.