横浜市中区の「ジャパンエキスプレス（横浜）」他1社が解散 商船三井ロジスティクスなどに事業譲渡で

官報（平成29年2月15日 号外第30号）によると、横浜市中区海岸通の「株式会社ジャパンエキスプレス（横浜）」（代表清算人：島本啓太郎）と関連会社で横浜市鶴見区大黒ふ頭の「ジャパンエキスプレス梱包運輸株式会社」（同代表清算人）は平成29年2月9日に開催された株主総会の決議により解散していたことが分かった。

このうち、ジャパンエキスプレス（横浜）は1927年12月に株式会社ニューヨコハマエキスプレスとして設立された海運業・倉庫業者。商船三井グループに属しており、当初は当時の横浜税関の構内において船客の送迎や旅客手荷物の運搬・運送・保管などの事業を展開していたが、第二次世界大戦終戦後の1947年に貨物部門を新設するなど業容を拡大。1956年から商船三井の資本参加を受け、1975年に同子会社となっていた。

今回の解散は2016年7月に同グループの商船三井ロジスティクス（東京都千代田区）に同社の海外引越事業を、同年10月に宇徳（横浜市中区）【9358】に海外引越事業以外の全事業を譲渡したことに伴うものだという。

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