佐賀県佐賀市の家具資材メーカー「松本ツキ板工業株式会社」に破産開始決定

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官報(第1028号)によると、佐賀県佐賀市の「松本ツキ板工業株式会社」(代表取締役:坊上 義信)は7月19日、佐賀地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第188号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月5日午前10時、破産債権の届出期間は8月31日迄となっている。また、破産管財人には吉田一穂弁護士が選任されている。負債額は約1億6000万円。

同社は1946年に創業し、1984年に法人改組した家具資材メーカー。ツキ板(ベニヤ)の製造販売を主体に家具資材の加工・販売を手掛けていた。1989年には家具塗装を開始するなど業容を拡大していたが、近年は安価な組立式家具の普及などにより取引先の業況が悪化し、取引数量が落ち込んでいた。さらに近年はウッドショックの影響で原材料価格が高騰、採算が悪化したことから事業継続を断念し、今回の事態となった。


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