アスラポート・ダイニング、経営再建中のジャパン・フード&リカー・アライアンスを株式交換で完全子会社化へ

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阪神酒販グループのアスラポート・ダイニング【3069】(以下、AD)とジャパン・フード&リカー・アライアンス【2538】(以下、JFLA)は、AD は3月16日開催の、JFLA は3月15日開催の取締役会において、AD を株式交換完全親会社とし、JFLA を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、3月16日に両社間で株式交換契約を締結したと発表した。今回の株式交換については公正取引委員会などの関係当局の承認を前提とし、ADにおいては6月28日に開催予定の、JFLAにおいては6月26日に開催予定の臨時株主総会の特別決議を経て行われる予定だという。また、株式交換が承認された場合、JFLAは株式交換の効力発生日(平成30年8月1日)に先立つ7月27日に東証二部を上場廃止(最終売買日は7月26日)となる予定だとしている。

今回の株式交換は、AD側にとっては平成 31 年3月期から始まる3ヵ年の「新中期経営計画~Global Value Chain 2020」の基本方針である国内外市場における「食のバリューチェーン」機能の更なる拡充と高付加価値化の実現のため、販売・流通・生産3機能が相互に価値を生み出す事業ポートフォリオの構築や海外市場における「食のバリューチェーン」事業の拡充及び六次産業への本格参入と事業モデルの構築の早期実現が図れるメリットがあるという。一方、経営再建中のJFLAにとっては経営再建に必要な設備投資の資金を確保するためには、今回の株式交換が必須な状況となっているため、ADのグループ会社となることで財務基盤の強化がなされ、信用力の向上および事業運営の安定化が図れるとしている。

また、両社グループ全体としては、①両社グループ内外に向けたクロスセル拡大(具体的には AD グループ販売事業向けの商品開発展開や AD の資本業務提携先との新たなビジネス拡大)、②両社グループ内の調味料・酒類・海外卸事業のリソースの活用・連携強化による、成長ポテンシャルの高い海外ビジネスの拡大、③AD グループにおける外食の物流機能の内製取り込みによるコスト流出の抑制、④商材の共同開発や製造のスピードアップによるチャンスロスの削減、⑤人材の最適配置や効率的な拠点配置といった施策により、グループ全体最適視点での開発・生産~流通~販売機能強化、横串管理体制の強化を図ることで、今後の成長基盤を確固たるものとし、両社グループの更なる成長や事業規模の拡充が見込めると考えているという。

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