同社は1973年(昭和48年)に富山県高岡市、射水市の有力企業の出資により設立されたゴルフ場の運営会社で、富山県最大のゴルフ場である高岡カントリー倶楽部(昭和50年開場、36ホール)を運営。県内では名門のクラブという扱いで、富山県アマチュアゴルフ選手権大会の会場になるなどしており、ピーク時の1993年(平成5年)12月期には売上高13億8364万円を計上していた。
しかし、長引く不況やゴルフ人口減少等によるゴルフ需要の低下に伴い市場競争が激化したため、売上高は2014年9月期には4億6805万円にまで減少。加えて預託金の償還問題が発生し、厳しい経営が続いていた。そのため今回、経営状況の改善、及び会員の権利保護の観点から民事再生手続きを選択することになったという。
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