信用調査大手の東京商工リサーチ及び官報(令和5年8月30日 号外第181号)によると、神奈川県厚木市の「JMKトレーディング株式会社」(代表取締役:カヨ ジョー ムネヒロ)は8月17日、横浜地方裁判所小田原支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第433号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和6年1月17日午前11時、破産債権の届出期間は11月27日迄となっている。また、破産管財人には藤嶋崇友弁護士が選任されている。負債額は約28億7500万円。
同社は1999年6月にジェイエムケイトレーディング有限会社として設立された中古自動車買取・輸出販売業者。中古トラックや建設機械を主体とした買取を日本国内で行い再生した後、フィリピンに輸出し、フィリピンのオークションサイトを通じて現地企業および一般顧客に販売していた。カスタム仕様の車輛なども取り扱うほか、レンタルやリース、一般貨物自動車運送業なども手掛け、トラックにかかわる事業を急拡大。インフラ整備などが進むフィリピン市場への参入によって、2015年5月期には約55億541万円の年間売上高を計上していた。
しかし、フィリピン市場への世界的な参入が相次ぐ一方で、日本製車両は右ハンドルを左ハンドルに改造する必要があるなど手間と費用が嵩むことから高価格帯となったことから需要が低下し取扱高も急減。さらに新型コロナウイルスの影響も加わり、2021年5月期には年間売上高が12億7278万円となるなど年商を上回る債務超過を抱え、資金繰りが限界に達したことから今回の事態となった。

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