官報(第1041号)によると、静岡県浜松市の「株式会社ユニティ」(代表取締役:石井 達之輔)は8月7日、静岡地方裁判所浜松支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第260号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年11月29日午後2時10分、破産債権の届出期間は9月11日迄となっている。また、破産管財人には渥美利之弁護士が選任されている。負債額は8億8500万円。
同社は1993年4月に設立された総合建設業者。静岡県と愛知県を営業エリアとしてマンションや飲食店店舗、一般住宅の新築・リフォーム工事を手掛けていた。また、同社が企画した住宅建築システム「テイストライフ21」は在来軸組構法にツーバイフォー工法の長所を融合した「落し蓋工法」と「組込み工法」を採用、地窓と小屋裏に設けた換気口を開閉して柱や梁など部材周辺部に通気することで、ツーバイフォー工法などの他社工法よりも耐震強度や通気性に優れることが評価され、地元ゼネコンなどからの受注が増え、2021年8月期には約10億7000万円の年間売上高を計上していた。
しかし近年は大型案件の受注が増えたことなどから運転資金の需要が拡大する形で債務超過の状態に陥り、今年4月には事業を停止する事態となっていた。

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