官報(第1033号)によると、新潟県長岡市の「新日本建設株式会社」(代表取締役:渡邉 昌司)は7月24日、新潟地方裁判所長岡支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第98号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月24日午前11時30分、破産管財人には佐藤明弁護士が選任されている。負債額は約4億3000万円。
同社は1987年5月に設立された住宅建設会社。1994年にアイフルホームにフランチャイズ加盟し、アイフルホームの長岡店・柏崎店・燕三条店・新潟小新店の4店舗を展開し、注文住宅の建設を手掛けていた。また、リフォーム工事チェーンである住まいプロ ホームウェル(現:LIXILリフォームショップ)にも加盟しており、離島地域を除く新潟県全域を営業エリアとしてリフォーム事業を展開し、ピークとなる2010年3月期には約17億4000万円の年間売上高を計上していた。
しかしその後は市場の縮小とそれに伴う競争激化により受注数が低迷し赤字を散発。不採算店舗を閉鎖するなど業容を縮小させ、収益改善を図っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大以後は材料費の高騰に伴う値上げなどから業況がさらに悪化。2021年3月期には年間売上高が約3億9000万円まで落ち込み、4954万円の純損失を計上。その後も受注が上向いた時期はあったものの人件費の高騰などから損失額が拡大し、大幅な債務超過に陥っていた。

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