官報(第1031号)によると、福岡県久留米市の「医療法人誠心会」(代表理事:土師 時成)は7月20日、福岡地方裁判所久留米支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第141号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月30日午前11時、破産管財人には宮崎智美弁護士が選任されている。負債額は約1億2000万円。
同医療法人は2018年3月に設立され、福岡市博多区で「健康医療クリニック」、久留米市で「癒しの森内科クリニック」を運営していた。内科・漢方内科・漢方小児科・皮膚科を標榜しており、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症などのアレルギー疾患や胃腸障害、自律神経障害などに対して西洋医学的なアプローチに加えて漢方薬(エキス剤)を処方するオーダーメイド医療を提供していた。
しかし、癒しの森内科クリニックは商業施設内に入居していたこともあり、新型コロナウイルスの影響により商業施設の休業・時短営業に巻き込まれる形で来院者数が減少し、赤字に転落していた。業況改善が見込めないなか、院長の体調不良が重なったことから2023年6月末をもって休院し、今回の事態となった。


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