横浜市都筑区の欧州車向けカスタムパーツ製作「有限会社ボデーショップパスコ」に破産開始決定

官報（第1030号）によると、横浜市都筑区茅ケ崎中央の「有限会社ボデーショップパスコ」（代表取締役：佐藤 加寿美）は7月19日、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第1407号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月23日午前11時30分、破産債権の届出期間は8月21日迄となっている。また、破産管財人には日向誓子弁護士が選任されている。

同社は1977年1月に設立された鈑金塗装及びカスタムパーツ製作を事業とする会社。当初は鈑金・塗装をメインに事業を展開していたが、2007年頃から小物パーツのカスタムを手掛けるようになり、黒と赤に塗装したゴルフ5のVWエンブレムが評判となったことから2009年に「Sprung」ブランドを立ち上げ、以後は欧州車のエンブレムやボディパーツ、インテリアパネルなどをカスタム加工・塗装を施すカスタムパーツ製作を主力事業として展開していた。