秋田県三種町のきのこ生産・販売「株式会社白神カンパニー」に破産開始決定
官報(第1060号)によると、秋田県山本郡三種町の「株式会社白神カンパニー」(代表取締役:安井 優子)は9月1日、秋田地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第161号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年12月11日午前11時、破産債権の届出期間は10月5日迄となっている。また、破産管財人には狩野節子弁護士が選任されている。負債額は約2億円。
同社は1994年3月にマッシュ・ファミリー有限会社として設立されたきのこの生産・販売を事業とする会社。秋田市と三種町に生産拠点を持ち、ヤナギマツタケやエリンギの生産・販売を手掛けていた。2006年には白神あわび茸の試験栽培を開始し、2007年秋には本格的な生産を開始。宮城県のほか関東の市場や飲食店向けに出荷・販売。横浜ベイシェラトンなどのホテルに食材として採用されたほか、洋麺屋五右衛門などの飲食チェーンとの取引もあった。
しかし近年は新型コロナウイルスの影響で取引先である飲食業界が不振となり取引量・出荷額が激減。一方で燃料費高騰などから生産コストが増大し、採算性が悪化。資金繰りに窮する事態となっていた。
