官報(第1055号)によると、富山県新川郡入善町の「株式会社藤塚モータース」(代表取締役:藤塚 信二)は8月25日、富山地方裁判所魚津支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第19号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年12月6日午後1時30分、破産債権の届出期間は10月6日迄となっている。また、破産管財人には青島明生弁護士が選任されている。負債額は約2億円。
同社は1931年4月に自転車販売業として個人創業し、1982年に法人改組した自動車販売業者。地域の自動車販売店らとホンダプラザ会を結成し、「ホンダプラザ」の屋号で自動車販売店を経営していた。ホンダと付いてはいるがホンダ以外の自動車メーカーについても取り扱うほか、車検整備などの自動車整備も手掛けていた。
近年は競争激化などから「フェーマス サイン&ポスターズ」のサイト名で海外の有名人やスポーツ選手のサイン入り写真などを輸入し、ネット販売する事業を新規事業として展開していたが、円安から仕入れコストが上昇。2021年にはプロボクサーの井上尚弥選手の筆跡等を真似た偽物を販売していた事実が発覚するなど信用が失墜し販売不振となるなか、自動車関連の在庫負担の高止まりなどから債務超過に陥っていた。

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