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官報(第1020号)によると、埼玉県川越市の「エイシンテクノ株式会社」(代表取締役:永薗 秀章)と関連の「三州精機株式会社」(同所、同代表)の2社は7月4日、さいたま地方裁判所川越支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第353号及び第354号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年11月15日午後2時、破産管財人には山元勇気弁護士(弁護士法人川越法律事務所、埼玉県川越市元町2-4-11、電話:049-225-2254)が選任されている。負債額は2社合計で約6億円。
エイシンテクノは1970年2月に設立された自動車部品メーカー。ホンダや日産の自動車向けヘッドレスト用パイプの製造を主力にトラック・バスのシートなど内装部品の製造を手掛け、三重県の鈴鹿事務所で製品検査及び箱詰めを行っていた。しかし近年は取引先の工場の海外移転や若者の自動車離れによる取引数量の減少で売上が低迷していた。取引量を補うべく、土木・建設機械業界向けにも訴求していたが、振るわなかった模様。

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