官報(第1027号)によると、神奈川県横須賀市の「株式会社ココハナ」(代表取締役:北田 早苗)は7月11日、横浜地方裁判所横須賀支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第132号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月27日午前11時、破産債権の届出期間は8月14日迄となっている。また、破産管財人には駒田英隆弁護士が選任されている。
同社は2016年2月に設立された生花店の経営会社。量販店向けに生花を卸しているデリフラワー(横浜市)の関連会社で、商号と同じ「ココハナ」の屋号で生花店を複数店舗展開。湘南エリアを中心に横浜市内に展開するほか、町田市にも店舗を展開するなど業容を拡大していた。
しかし近年は新型コロナウイルスの影響によりスタンドブーケなどの装飾花の需要が激減するなど苦しい経営を余儀なくされていた。なお、いくつかの店舗については親会社のデリフラワーが承継し、継続して店舗経営を行っている。


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