官報(第1023号)によると、秋田県秋田市の「秋田臨海鉄道株式会社」(代表清算人:佐渡 嗣)は7月6日、秋田地方裁判所から特別清算の開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(ヒ)第6号。負債額は約3億4000万円。
同社は1970年4月に日本貨物鉄道(JR貨物)や秋田県など9団体の共同出資により第三セクターとして設立された第一種鉄道事業者。1971年に秋田臨海鉄道線を開業し、同路線は貨物線として精錬業者向けの濃硫酸や紙製品のコンテナ輸送に利用されていた。また、日本貨物鉄道から貨車入れ替え業務や貨車のメンテナンスを受託し、2001年3月期には約4億200万円の年間収入高を計上していた。
しかし、送付元事業所での濃硫酸の生産終了やトラック輸送が主流となるなど物流業界の変化にしたがって輸送物量が減少。2020年6月には当時唯一の顧客であった日本製紙から利用停止の申し入れがあったことから事業継続を断念し、2021年3月をもって鉄道事業を終了していた。鉄軌道を含む敷地は秋田県から無償貸与されていたが、原状復旧工事を行う必要があったため、2022年4月から同工事を開始し、2023年5月に法人解散を決議、清算処理に移行していた。
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