大阪府東大阪市の人材派遣・業務請負業「株式会社ワークトランスポート」に破産開始決定

官報（第1018号）によると、大阪府東大阪市の「株式会社ワークトランスポート」（代表取締役：松尾 博人）は7月3日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第2386号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月30日午後1時40分、破産管財人には（N＆T法律事務所、大阪府大阪市中央区北浜3-1-21松崎ビル8階、電話：06-4707-7717）が選任されている。

同社は2009年10月に株式会社ワークビレッジとして設立された業務請負及び人材派遣会社。人材派遣を祖業とし、倉庫内作業の請負などを手掛けていた。近年は新規事業として電気工事の請負や軽貨物自動車運送業などに参入するなど業容を拡大させていた。しかし近年は同業他社との競争激化により業容縮小を余儀なくされ、2021年10月に現商号に商号変更を行って以降は倉庫作業請負及び一般・軽貨物自動車運送業者として事業を継続していた。