京都市山科区の繊維製品2次加工業「株式会社アトリエ彩紀」に破産開始決定

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官報（第1023号）によると、京都市山科区勧修寺西金ヶ崎の「株式会社アトリエ彩紀」（代表取締役：江島 俊雄）は7月10日、京都地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第527号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月11日午前10時15分、破産管財人には奥村寛昭弁護士（田畑総合法律事務所、京都府京都市中京区丸太町通寺町西入ル 江寿画廊ビル3階、電話：075-256-3504）が選任されている。

同社は2007年に創業し、2014年1月に法人改組した繊維製品の2次加工を事業とする会社。京都の繊維材料販売業者のほか、東京、大阪のアパレル製造メーカーを取引先として、主に婦人向けTシャツのプリント・刺繍などの加工を手掛けていた。また、機械刺繍と手捺染を融合させた独自技法により差別化を図るとともに新たな図案の製作も積極的に行っていた。

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