官報（令和5年7月21日 号外第153号）によると、東京都小平市の「株式会社楽膳」（代表取締役：岩重 十四三）は7月5日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第3976号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月29日午前11時、破産債権の届出期間は8月2日迄となっている。また、破産管財人には櫻井和子弁護士（港さくらい法律事務所、東京都港区新橋3-1-12 新橋シティビル3階、電話：03-5510-5300）が選任されている。
同社は1993年11月に設立された仕出し料理業者。通夜・法事など冠婚葬祭の際の仕出し料理・弁当の提供を行うほか、企業の会食向けに会議用弁当や松花堂弁当といった弁当類の販売を行っていた。しかし近年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で冠婚葬祭業界の業況悪化により引き合いが減少。企業向けについても会議のオンライン化が進んだことで業績が悪化していた。
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