新潟県加茂市の木材製材業「株式会社マルユー」に破産開始決定

官報（令和5年7月14日 号外第149号）によると、新潟県加茂市の「株式会社マルユー」（代表取締役：森山 義一）は6月29日、新潟地方裁判所三条支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年（フ）第29号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年8月31日午前11時30分、破産管財人には齋藤貴介弁護士（弁護士法人北辰法律事務所県央事務所、新潟県燕市東太田2863-2 エステート7 1階、電話：0256-47-1230）が選任されている。負債額は約3000万円。

同社は1953年4月に創業し、1975年9月に法人改組した木材製材業者。新潟県産の越後杉を主体にヒノキ材やケヤキ材なども取り扱い、地場工務店などに卸販売するほか、自社でも造林を行っていた。また、建築材に適さない曲がり材や間伐材については「モーツァルトの森」の商号でベンチや椅子などの家具や木工品に加工して販売していた。家具製造については一枚板のテーブルなどオーダーメイド家具の依頼にも対応していた。

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