官報(第1018号)によると、北海道旭川市の「株式会社スリーウッド」(代表取締役:三木 隆弘)は7月4日、旭川地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第118号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年10月26日午後2時、破産管財人には小門史子弁護士(こかど法律事務所、北海道旭川市4条通7左6 グラン旭川7階、電話:0166-74-3142)が選任されている。負債額は約2億円。
同社は2012年に個人創業し、2018年4月に法人改組した住宅・マンションの建築・リフォームなどを事業とする会社。デザインから設計・施工までを一貫して手掛けられるのを特長としており、法人改組以前には年間で約450件のリフォーム工事を手掛けたことがあるなど、旭川市周辺地域において相応の受注を得ていた。
しかし、大口案件における資金回収においてトラブルが発生し、資金繰りが急速に悪化。借入負担などから従前より手元資金が乏しかったため事業継続が困難となり、今回の事態となった。

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