官報(第1015号)によると、埼玉県越谷市の「株式会社メガネ工房」(代表取締役:前花 義昭)は6月28日、さいたま地方裁判所越谷支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第323号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月29日午前11時、破産債権の届出期間は8月23日迄となっている。また、破産管財人には高橋陽介弁護士(草加法律事務所、埼玉県草加市中央1-1-12 松ロイヤルビル3階、電話:048-951-4337)が選任されている。
同社は1996年3月に設立されたメガネ・サングラス・関連雑貨の卸小売業者。「メガネスクエア」の店舗名でメガネ販売店を東京都の城東・城北エリア及び埼玉県に展開し、最盛期で約20店舗を展開していた。しかし近年はJINSやZoffなどの大型チェーンとの競争に敗北。店舗の統廃合などで固定費削減を行うなど凌いでいたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による集客減で資金繰りが限界に達したことから今回の事態となった。

コメントを投稿
削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。