東京都中央区の出版社「株式会社薬事新報社」に破産開始決定 医薬品の週刊専門紙『薬事新報』を刊行
信用調査大手の東京商工リサーチによると、東京都中央区日本橋小伝馬町の「株式会社薬事新報社」(代表取締役:上野敬人)は12月14日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。破産管財人には菅野百合弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー、電話:03-6250-6200)が選任されている。負債額は債権者約10名に対して約2700万円とのこと。
同社は1958年に創業し、1965年2月に設立された出版社。医療用医薬品の週刊専門紙『薬事新報』を刊行するほか、薬剤師や薬学部生向けの専門書を発行し、1992年6月期には約3億円の年間売上高を計上していた。しかし、近年の出版不況やデジタル化の流れを受け購読者が減少し、2018年1月には薬事日報をPDF版に移行するなど対応していたが、購読者の現象には歯止めがかからず、近年は売上高が1億円を下回るなど、赤字決算が続いていたという。

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