官報(6841号)によると、京都市下京区柿本町の「株式会社ゴールドスプリントジャパン」(代表取締役:谷口浩)は8月8日、京都地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第555号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年11月9日午後2時、破産管財人には成田康宏弁護士(京都やましろ法律事務所、京都府宇治市広野町西裏97-5 商弘ビル4階、電話:0774-41-2721)が選任されている。

同社は2008年に設立された固定された自転車に乗り、そのスピードとタイムを競う自転車競技「ゴールドスプリント」の普及、および関連するイベントの企画・催行を事業とする会社。ゴールドスプリントは元々、自転車便の配達人であるメッセンジャー間における遊びとして生まれたもので、専用機器に自転車を接続することで、車種・室内外を問わずイベント開催が可能な商品として各種商業施設や競輪場、クラブなどにおいてイベントを企画し、催行していた。