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官報（平成29年1月13日 号外第7号）によると、東京都墨田区本所の「ライオン・フィールド・マーケティング株式会社」（代表清算人：清水康男）は親会社のライオンが平成28年12月20日に開催した臨時株主総会の決議により、同年12月31日付で解散していたことがわかった。

同社は1985年5月に設立されたライオン製品の販売促進および情報収集・提供を事業とする会社。ライオン製品の販売促進を目的として、ドラッグストアやスーパーマーケット店内における棚替えなどの売場構築のほか、店員からの情報収集、またライオン製品に関する各種の情報提供を行っていた。今回、ライオンが小売店の店頭支援事業において資生堂およびユニ・チャームとの間で協業を開始し、*1 資生堂の完全子会社「株式会社ジャパンリテールイノベーション」に出資した上で同社の事業を移管することを決議したため、今回の事態となったという。


*1：資生堂、ユニチャーム・ライオンと販売分野で協業（日本経済新聞、2016年10月3日）