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ライオン株式会社（東京都墨田区）は6月7日、就寝前に独自処方のジェルで歯をくまなくフッ素コーティングすることにより虫歯の予防ができるフッ素ケアジェルのフッ素の濃度を従来の「クリニカアドバンテージ デンタルジェル」の約1000ppmの1.5倍にあたる1450ppmに引き上げ、「クリニカアドバンテージ コートジェル」の名称で7月26日に改良新発売すると発表した。容量は改良前と変わらず60gで、販売価格はオープンとなっている。

今回、フッ素濃度を引き上げることが可能となったのは、2017年3月に日本国内におけるハミガキへのフッ素の配合濃度の上限がこれまでの1000ppmから国際基準と同等の1500ppmに引き上げられたことにともなうもの。推奨する使用方法は従来品のデンタルジェルと変わらず、就寝前にジェルを付けていたわるように軽くブラッシングをし、１回すすぎをするというものとなっている。なお、同社では６歳未満への使用は控えてほしいとしている。