横浜市港北区のPCパーツ販売「アビー株式会社」と同社代表に破産開始決定 商標・一部事業はコンピューケース・ジャパンが承継
官報(第7419号)によると、横浜市港北区新横浜の「アビー株式会社」(代表取締役:坂口信貴)と代表の坂口信貴氏は2018年12月18日、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成30年(フ)第2746号・第2747号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成31年3月20日午前10時20分、破産債権の届出期間は1月21日迄となっている。また、破産管財人には原田雅紀弁護士(横浜パーク法律事務所、神奈川県横浜市中区山下町207 関内JSビル8階、電話:045-226-2531)が選任されている。坂口氏の破産手続きについての免責意見陳述期間は3月19日迄となっている。負債総額は約1.4億円だという。
同社は2004年に設立されたPCパーツ・3Dプリンタ及び関連機器の販売会社。当初は自作PCユーザー向けに「AS Enclosure」「smart」シリーズなどのPCケースや「ZUMAX」「ZEST」シリーズの電源ユニットなどを販売し、好評を博していた。その後、関連会社の株式会社オープンキューブ(同代表)を経営統合して以降は、パーソナル3Dプリンタ「SCOOVO(スクーボ)」の企画・開発・販売などについても展開していたほか、ハイレゾ対応のオーディオ機器やモバイルバッテリーなどの販売を行っていた。
なお、同社の事業のうち、モバイルバッテリーやワイヤレスチャージャー、PCケース等のの販売・サポート及びアビーの商標権である「abee」については、株式会社コンピューケース・ジャパン(横浜市港北区)が譲受することを表明しているため、販売・サポートは継続して行われる模様だ。*1
*1:商標権譲受に関するお知らせ(株式会社コンピューケース・ジャパン、2019年1月10日)
■関連リンク
株式会社コンピューケース・ジャパン
http://www.hec-group.jp/index.htm
同社は2004年に設立されたPCパーツ・3Dプリンタ及び関連機器の販売会社。当初は自作PCユーザー向けに「AS Enclosure」「smart」シリーズなどのPCケースや「ZUMAX」「ZEST」シリーズの電源ユニットなどを販売し、好評を博していた。その後、関連会社の株式会社オープンキューブ(同代表)を経営統合して以降は、パーソナル3Dプリンタ「SCOOVO(スクーボ)」の企画・開発・販売などについても展開していたほか、ハイレゾ対応のオーディオ機器やモバイルバッテリーなどの販売を行っていた。
なお、同社の事業のうち、モバイルバッテリーやワイヤレスチャージャー、PCケース等のの販売・サポート及びアビーの商標権である「abee」については、株式会社コンピューケース・ジャパン(横浜市港北区)が譲受することを表明しているため、販売・サポートは継続して行われる模様だ。*1
*1:商標権譲受に関するお知らせ(株式会社コンピューケース・ジャパン、2019年1月10日)
株式会社コンピューケース・ジャパン
http://www.hec-group.jp/index.htm