和歌山市の防災用品販売「ネットウォーカー株式会社」に破産開始決定 タブレット型の安否確認システムを開発

官報（平成28年3月1日 号外第46号）によると、和歌山県和歌山市の「ネットウォーカー株式会社」は2月17日、和歌山地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第34号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月12日午前11時、破産管財人には山岡大弁護士（あさかぜ法律事務所、和歌山県和歌山市八番丁11 日本生命和歌山八番丁ビル3階、電話：073-421-8812）が選任されている。

同社は2007年12月に設立された防災用品販売業者。緊急地震速報機器や災害時に活躍する備蓄水の販売のほか、ウォーターサーバ事業、安否確認システムの運営、非常放送設備の施工などの事業を展開していた。2015年10月にはタブレット型防災速報安否確認システム「絆」を開発し、飲料メーカーと協同で和歌山市内の病院・介護施設などへの導入を進めていた。*1関連会社として、ネットシティ株式会社（2008年8月、同代表、ETC法人カード・インターネット代理店事業）が存在している模様。

*1:家族にも安否情報　防災速報システム開発（わかやま新報）