官報(第1016号)によると、大阪府泉佐野市の「ファサードコンストラクション有限会社」(代表取締役:藤崎 香代)は6月23日、大阪地方裁判所岸和田支部から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。事件番号は令和5年(フ)第218号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年9月25日午後2時30分、破産管財人には洞良隆弁護士(洞良隆法律事務所、大阪府大阪市北区西天満1-2-5 大阪JAビル12階、電話:06-6311-2690)が選任されている。
同社は1993年5月に設立された住宅建築会社。注文住宅の新築工事を手掛けるほか、同業他社からの建築請負も行っていた。2006年には輸入住宅メーカーのフランチャイズ「ブルースホーム」に加盟し、注文住宅の元請け受注を強化。近年はオール無垢材、モコモコとした漆喰壁、木製の輸入家具を特徴とする自社企画商品「モコモコ漆喰の家」を中心に事業を展開していたが、従前から営業力が乏しかったなか、同業との競争激化から受注不振となり赤字決算が続いていた。

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