静岡県焼津市の食品材料・健康食品製造卸「株式会社エコ＆ヘルスラボ」に破産開始決定

官報（7332号）によると、静岡県焼津市の「株式会社エコ＆ヘルスラボ」（代表取締役：森内四郎）は8月9日、静岡地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成30年（フ）第436号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成30年11月6日午後2時、破産債権の届出期間は9月28日迄となっている。また、破産管財人には石川茂吏弁護士（ときわ綜合法律事務所、静岡県静岡市葵区常磐町2-6-8 トーカイビル4階、電話：054-272-6191）が選任されている。

同社は1998年4月に創業した食品材料・健康食品製造卸売業者。廃棄物を有効活用した環境関連商品を開発・販売することを目的としたベンチャー企業として設立されたこともあり、これまで廃棄物として処分されていた「魚のウロコ」からコラーゲンを生み出す製法を開発し、このコラーゲンを原料とするサプリメントや化粧品、健康食品などを製造・販売するほか、他社からのOEM生産も請け負っていた。2006年からはコラーゲンがブームとなっていたことから外食産業向けにコラーゲンボールを製造・供給するなど業容を拡大していた。

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